石見銀山の世界遺産登録
日本政府は「石見銀山は東西文明交流に影響を与え、自然と調和している、世界に類を見ない鉱山である」として、「石見銀山遺跡とその文化的景観」の世界遺産登録を目指しました。
そして、2006年にユネスコ世界遺産委員会に推薦書を提出しました。
2007年5月、各国から推薦された世界遺産登録候補を審査するユネスコの諮問機関である国際記念物遺跡会議が、遺跡の普遍的価値の証明が不十分であるとして「石見銀山は登録延期が妥当」と勧告しました。
そこで、日本政府や島根県、大田市は、石見銀山の特徴である「山を崩したり森林を伐採したりせず、狭い坑道を掘り進んで採掘するという、環境に配慮した鉱山」を積極的に紹介し、巻き返しのための外交活動を展開しました。
この結果、「21世紀が求めている環境への配慮」 (銀山開発で伐採した分だけ植栽していたことなど、自然に対する配慮) がすでにこの場所で行われていたことが委員の反響を呼び、世界遺産としての登録が満場一致で正式に決定されました。
日本の世界遺産登録としては14件目です。
文化遺産としては11件目、産業遺跡としては日本国内初の登録となります。
登録対象
・銀鉱山跡と鉱山町
銀山柵内
代官所跡
矢滝城跡
矢筈城跡
石見城跡
大森銀山伝統的重要建造物群保存地区
宮ノ前地区
重要文化財 熊谷家住宅
羅漢寺五百羅漢
佐毘売山神社
・石見銀山街道
鞆ヶ浦道
温泉津沖泊道
・港と港町
鞆ヶ浦
沖泊
温泉津伝統的重要建造物群保存地区


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